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2014年11月20日

【環境】三井住友建設 屋根散水で室温下げ実証


三井住友建設は、東洋インキSCホールディングスの危険物貯蔵施設に屋根散水システムを適用し、室温を10℃以上下げる効果を得た。

屋根散水システムは、屋根に散水し、蒸発冷却効果を利用して屋根の温度を下げるシステム。温度を下げることで、屋根からの熱負荷と放射熱がなくなり、少ないエネルギーで室内の熱環境を改善することができる。

今回のシステムでは、散水の水使用量を削減するために、間欠的な散水と天候や温度による制御を適用し、節水を図る専用の制御システムを開発・適用した。従来は、制御盤を案件毎に設計、製作していたが、このシステムは、制御をパッケージ化することで、工事費の削減や工期の短縮に貢献するとともに、制御に必要な電力を内蔵する太陽光パネルで供給することができる。制御盤だけでなく、散水の発停を行う電磁弁の動作も、この装置から供給することができる。太陽光発電を利用したシステムを適用することで、商用電力を使用せず、CO2を削減し、地球温暖化防止に期待ができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】