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2014年11月18日

【環境】ダイキン工業 管水路用マイクロ水力発電システムの実証実験を開始


ダイキン工業は、平成26(2014)年11月19日より富山県南砺市に開設する森清配水池小水力発電所にて同社が開発した管水路用マイクロ水力発電システムを用いた実証実験を開始すると発表した。同システムは環境省が実施する「CO2排出削減対強化誘導型技術開発・実証実験」に採択されたものである。

この度開発したシステムは、ダイキン工業が空調・油圧機器の省エネ商品開発で培ったモーター技術やインバーター技術、流体解析技術を応用することにより、水車と発電機をパッケージ化した、小型で低コストの縦型管水路用マイクロ水力発電システムである。従来の横型マイクロ水力発電システムと比較すると、設置面積が1/2で、導入コストも大幅に削減できる。発電電力は最大22キロワットで、年間最大発電量は135メガワット時を見込んでいる。電力消費量の多い上水道施設や、水を多く消費する工場内の施設への導入が想定され、同実証実験にて得たノウハウを基に、全国への普及を推進し、CO2排出量の削減に貢献するとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】