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2014年10月27日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表


平成26(2014)年10月23日、日本海時センターはコンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表した。

これによると、9月の往航荷動き量は前年比7.4%増の135.3万TEUで過去最高を更新し、7ヶ月連続の増加となった。また、2ヶ月連続で130万TEUを超えるのは平成19(2007)年8〜9月以来7年ぶりとなった。7〜9月の四半期別では、前年同期比6.3%増の397.6万TEUとなり、四半期別でも過去最高を更新した。

前年比で増加した国・地域別を見ると、中国積は「家具及び家財道具」(前年比0.8%増)や「繊維及びその製品」(同5.2%増)など上位10品目全てが前年比で増加したことなどから90.9万TEU(前年比6.4増)となり、同 7ヶ月連続の増加となった。これは全体の67.2%を占める。また、ベトナム積も「家具及び家財道具」(同12.4%増)が前年比3ヶ月連続の増加、「繊維及びその製品」(同25.7%増)等が同2ヶ月連続で10%以上の増加となったことなどから6.7万TEU(同19.4%増)となり、過去最高を記録。同2ヶ月連続で10%を超える増加となった。その他に日本積(5.3万TEU、同4.5%増)、台湾積(5.3万TEU、同19.9%増)、ASEAN積(17.2万TEU、同15.5%増)、南アジア積(6.4万TEU、同11.6%増)が増加した。一方、前年比で大幅に減少したのはマカオ(0.0032TEU、同35.5%減)、バングラデシュ(0.5万TEU、同12.8%減)があった。韓国積(6.4万TEU、同2.0%減)、香港(3.8万TEU、同1.8%減)も前年比で減少した。

尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:46| 国際物流