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2014年10月16日

【環境】グリーンブルー 養豚施設から出る悪臭・汚水を低コストで低減させるシステムを開発

環境汚染に関する調査・分析・モニタリングを展開するグリーンブルーは、富喜製作所と共同で、養豚施設から発生する悪臭・汚水を低コストで大幅に低減させるシステムを開発した。

農林水産省による「畜産環境をめぐる課題」によると、畜産経営の大規模化と宅地の混住化に伴い、悪臭等の環境問題が顕在化し、苦情発生率が増加傾向にあり、平成25(2013)年における「畜産経営に関する苦情発生総件数」の内訳を見ると、悪臭関連が約6割、水質汚濁関連が約2割となっているため、糞尿処理をより効果的に行う事により、近隣住民からの苦情発生を抑えられると考えられる。

コストを惜しまなければ、これまでに開発・導入された光触媒脱臭装置・土壌脱臭装置・軽石脱臭装置・ウインドレス畜舎などの臭気低減技術は可能だが、この度グリーンブルーが開発した温室効果ガス等を連続で自動サンプリングする装置「アグス」と富貴製作所のオリジナル製品で糞尿を高度に浄化できる働きを持つファインバブル発生装置「ミクロスター」を組み合わせたシステムにより、養豚施設における糞尿処理・豚舎環境の改善・保持、飲料水への利用、設備費用・ランニングコスト低減などが可能である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 企業の取り組み 【機関別】