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2014年10月07日

【流通】人の状態を認識しスマホへ送信する画像センシングコンポ発売

オムロンは、人の状態を認識する独自の顔画像センシング技術「OKAO Vision」とカメラモジュールをコンパクトに一体化し、センシング結果をBluetoothやWi−Fiでスマートフォンやタブレット端末へ送信してスマートフォンアプリで簡単に操作できる、「Human Vision Components − Consumer model」シリーズ(以下:HVC−C)を2014年12月より発売する。

「HVC−C」は、表情や性別、年齢、視線、ジェスチャーなど10種類の人の状態や動きをセンシングする手の平サイズのコンポーネントで、あらゆる設備や機器にセンサを搭載しインターネットにつなぐ“Internet of Things(IoT)”の“眼”となって、人に寄り添う新たなセンサネットワーク環境の実現に貢献する。

オムロンでは「HVC−C」のアプリケーション開発情報をWEBサイト上などでオープンにすると共に、ハッカソンやアイデアソン(※)イベントなどに積極的に提供し、世界中のアプリ開発者が「HVC−C」の新たな活用方法を創出することで、IoT分野におけるオープンイノベーションを促進する。

これまでオムロンでは、法人向けの「HVC」を2014年3月に発売し、家電製品などへの組み込み機器として提供してきた。この度、「HVC−C」の導入に伴い、小規模な業務システム用機器や部品、パーソナルユース機器として、多くのアプリ開発者や一般消費者が直接活用することで、様々な人々の生活シーンにおいて新たな価値と機会を提供する。

※ハッカソンやアイデアソン
「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」を組み合わせた造語、および「Idea(アイデア)」と「Marathon(マラソン)」を組み合わせた造語。決められた期間の中で参加者がアイデアと技術を出し合い、集中的に共同作業をする開発イベントで、世界中の様々な企業や団体がオープンイノベーション活動の一環として開催している

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通