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2014年09月12日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年8月度輸送動向



 平成26(2014)年9月10日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年8月度の輸送動向を発表した。

 8月は、青森県山口地区での大雨と台風の上陸、さらに中央西線の不通が影響し、月全体では高速貨193本、専貨22本が運休となった(前年は高速貨257本、専貨2本が運休)。

コンテナ貨物は、全体では1,638千トン(前年比100.8%、13千トン増)となった。北海道産野菜の出荷が好調となった農産品・青果物は最も輸送量が伸びて157千トン(同121.5%、28千トン増)、鉄道へのモーダルシフトが進む積合せ貨物は179千トン(同104.4%、8千トン増)、国内生産が堅調だった化学薬品は108千トン(同101.7%、2千トン増)となるなど、前年を上回った品目があった。一方、海外調達と現地調達化の進展により自動車部品は51千トン(同76.9%、15千トン減)、災害廃棄物輸送の終了によりエコ関連物資が29千トン(同80%、8千トン減)となるなど、前年を下回った品目もあった。

車扱貨物は、全体では689千トン(前年比97.8%、16千トン減)となった。北海道での輸送が終了した石油が434千トン(同96.4%、16千トン減)となるなど、多くの品目が減送となった。

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投稿者:gotsuat 08:54| 物流事業者