2014年09月11日
【物流】国交省 交通政策基本計画に対する意見募集を開始
国土交通省は、平成26(2014)年9月5日、交通政策基本計画(原案)に対する意見の募集を開始すると発表した。
同計画は、交通に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために定められたもので、構成は、交通に関する施策の「基本的方針」、計画期間内に目指すべき「目標」、目標の各々について取り組むべき「施策」の三層構造となっている。
基本的方針A「豊かな国民生活に資する使いやすい交通の実現」においては、目標の一つとして「旅客交通・物流のサービスレベルをさらなる高みへ引き上げる」と掲げている。具体的には、先進技術を利用してドライバーの運転を支援し、ドライバーの負荷を軽減するため、車両単体での運転支援システムや先進安全自動車（ASV）の開発・実用化・普及を促進する。また、大型貨物自動車の衝突被害軽減ブレーキの装着率は、2020年度までに90％を目指すとしている。
基本的方針C「持続可能で安心・安全な交通に向けた基盤づくり」においては、「交通関連事業の基盤を強化し、安定的な運行と安全確保に万全を期する」としている。
具体的な施策は、運輸安全マネジメント評価実施事業者数を2020年度までに10,000事業者に拡大し、制度の実効性向上を図るとともに、全ての事業者へそのコンセプトを普及することを目指して、充実強化を図るとしている。
尚、意見の提出期限日は平成26(2014)年9月25日としている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 08:55| 行政関連
