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2014年09月09日

【環境】伊藤園 「お〜いお茶」の茶殻を活用した「茶殻入りパレット」を共同開発



伊藤園は、同社の商品である「お〜いお茶」の茶殻を活用した「茶殻入りパレット」をウッドプラスチックテクノロジーと日本パレットプールの3社にて共同開発し、同パレットを「エコT−パレット」というブランド名で平成26(2014)年9月より、同社の原材料を飲料工場へ運搬する際のパレットとして順次使用すると発表した。

 同パレットは、「お〜いお茶」を製造した後の茶殻を「ウッドプラスチック(※)」に配合することで、「茶殻のリサイクル」「天然素材である木質の利用」「プラスチックの使用量削減」を実現した環境に優しいパレットである。また、曲げ強度が強く、温度による変形が少ないため、長期間繰返し使用する用途に適している。

 同社は、日本茶飲料の売上拡大に伴い排出される茶殻が年々増加傾向にある中で、茶殻を環境配慮型の工業製品などへ有効活用する取り組みや、茶殻をリサイクルした製品、紙原料削減につながる製品を開発するなど、独自のリサイクル技術『茶殻リサイクルシステム』を確立している。今後は同パレットのラインナップを増やし、自社活用だけでなく販売も含めた様々なシーンへ展開していくとしている。

※プラスチックと木質繊維を複合化したハイブリット材料

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:48| 企業の取り組み 【機関別】