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2014年09月03日

【物流】全ト協 物流動向に関する実態調査結果を公表



全日本トラック協会は、平成26(2014)年8月28日、平成26(2014)年5月度と6月度の物流動向に関する実態調査(速報版)を公表した。

輸送量の動向について、対前年同月比で「減少」「やや減少」とした事業者が5月は37.4%、6月は41.4%であった。車両稼動動向について、(同比)「下落」「やや下落」とした事業者が5月は29.7%、6月は32.3%であった。

 車両確保状況については、対前月比で「非常に不足している」「やや不足している」とした事業者が5月は31.4%、6月は32.2%であった。また、車両を確保できない場合の対応は、「利用運送事業者に委託する」が62.1%「運送依頼を断っている」が30.9%であった。

 運送料の増加や車両稼働率の上昇等により運送依頼を断った件数実績について、対前年同月比で「増加」「やや増加」とした事業者が5月は44.7%、6月は46.3%であった。

 ドライバーの不足感について、対前月比で「非常に不足している」「やや不足している」とした事業者が5月は55.7%、6月は56.0%と過半数を占めている。

 運賃動向について、対前年同月比で上昇していると回答した事業者が5月は17.9%、6月は19.4%であった。

 尚、7月の見通しについては、輸送量と車両の稼動については、若干の上昇傾向にあるとしているが、ドライバー不足の傾向が続き、運送依頼を断る件数が増え、運賃も上昇傾向にあるとしている。


参考:http://www.jta.or.jp/kikaku/butsuryu_doko/butsuryu_doko20140807.pdf

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投稿者:gotsuat 08:42| 物流事業者