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2014年08月27日

【物流】全国物流ネットワーク協会 女性ドライバーに関するPJを立ち上げ



 平成26(2014)年8月26日、全国物流ネットワーク協会は「女性ドライバーの働く環境を考えるプロジェクト」を立ち上げた。

 物流業にとってトラックドライバーを安定して確保することは、会社の経営基盤に大きく関わるとともに経済活動や国民生活の支えともなるため、優秀な人材が集まる業界の魅力づくりが急務となっている。

 現在はトラックドライバー総数約733,000人のうち20,000人が女性ドライバーと言われているが、他産業と比べて労働時間が長く、女性が働きにくい労働環境だとして敬遠されている。また、国土交通省は2020年のオリンピック開催年までに女性トラックドライバーを40,000人にする施策を打ち出している。

 そこで、同協会は女性トラックドライバーは時代の要請であるとの認識のもと、現役女性ドライバーの目線から見た魅力ある労働環境づくりについて調査研究するプロジェクトを立ち上げることとなった。プロジェクトは現役女性ドライバーで編成され、勤務形態や勤務施設、子育て支援策などをテーマに、行政などが取り組んでいる事例等に触れつつ、女性が働きやすい営業用トラックドライバーの課題と方向性等を整理する活動に取り組む。プロジェクト会議は、12月を除いて10月から3月まで毎月定期的に開催し、平成26(2014)年10月27日の発足会で定期開催日の設定を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:37| 物流事業者