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2014年08月21日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年7月度輸送動向



 平成26(2014)年8月12日、日本貨物鉄道は同年7月分の輸送動向を発表した。

同月は、初旬〜中旬にかけて九州・中国地方で発生した大雨と台風が影響し、月全体では高速貨247本、専貨129本が運休となった(前年は高速貨165本、専貨4本が運休)。

コンテナ貨物は、全体では1,807千トン(前年比101.2%、22千トン増)となった。中でも、円安により国内生産が堅調となったことやトラックから鉄道へのシフト等で好調となった紙・パルプが272千トン(前年比108.3%、21千トン増)、民間流通米が増送となった農産品・青果物が125千トン(同110.8%、12千トン増)、鉄道シフト等で好調な菓子を含む食料工業品が320千トン(同102.9%、9千トン増)となり、前年を上回った。反対に、海外調達と現地調達化が進展した自動車部品が67千トン(同76.7%、21千トン減)、災害廃棄物輸送が終了したエコ関連物資は33千トン(同77.3%、10千トン減)となるなど、前年を下回った品目もあった。

車扱貨物は、全体では650千トン(前年比90.0%、72千トン減)となった。価格高騰による需要の低迷や路線不通の影響を受けた石油が409千トン(同89.2%、49千トン減)となるなど、全品目が前年を下回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:03| 物流事業者