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2014年08月20日

【環境】凸版印刷 家庭向けエネルギー情報サービスの実証実験を実施



凸版印刷は、北九州スマートコミュニティ創造事業において、自立的なビジネスモデルの構築に向けた家庭向けエネルギー情報サービスに関する実証実験を平成24(2012)年、平成25(2013)年度に引き続き、平成26 (2014)年8月18日より実施する。この実証実験の中で、同社は地域全体の電力負荷の平準化と低炭素化に貢献するピークオフ効果と、地域経済効果を検証すると共に、電力会社などエネルギーサービスの提供事業者が同サービスをマーケティングなどに活用した際の有効性を確認する。

同実証実験は、平成25(2013)年に富士通と共に開発した次世代レコメンドシステム「VIENES」を活用し、スマートメーターが設置された約100世帯から取得した電力データを分析。モニターのスマートフォンなどの携帯端末にイオンモール八幡東店のお得なサービス情報を、各世帯のライフスタイルに合わせてジャスト・イン・タイムに配信する。情報を受け取ったモニターがイオンモール八幡東店に来店し、専用カードリーダーに登録済みのWAONカードをタッチすることにより、来店情報の取得とインセンティブの付与が行われる。

これにより、情報のジャスト・イン・タイムな配信による反応率や省エネ・節電効果の定量的な検証を行い、行動経済学の「ナッジ」を活用しメッセージを変化させることによる効果検証も実施する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:21| 企業の取り組み 【機関別】