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2014年07月29日

【物流】物流連 第3回労働力問題小委員会を開催



 平成26(2014)年7月23日、日本物流団体連合会は3回目となる労働力問題小委員会を開催した。本会では「女性の活用」をテーマに、各企業が抱える課題と現状の取組みについて意見交換が行われた。

 各委員は女性の活用を重要な課題と認識しており、今後はより多くの女性を受け入れ、より長く安定して働いてもらいたい、と望んでいた。委員の中には、事務系部門を中心に女性管理職の増員目標を定めている例や、育児休業後の復職セミナーを行い育児休業の取得・復職をスムーズにしようとしている例が報告された。一方、現業部門では、女性の活用や登用を試みる企業はあるが、現状ではまだ実施できていない企業が多いとされた。
 
今後は問題意識と現状とのずれを解消するため、女性のニーズを汲み取って職場環境の整備と輸送ルート上のインフラ整備に力を入れると同時に、物流業界に限らず幅広い他業界から先進的な事例を集めて検討していくこととした。

次回は8月末の開催を予定しており、課題には「高齢者の雇用」を取り上げる。また、新情報の提供や委員間相互の情報交換を進めていくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| 物流事業者