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2014年07月22日

【環境】ヤマハ 世界初、環境に優しいバイオマス由来樹脂を楽器に採用



ヤマハは、市販楽器としては世界初となる、環境に優しいバイオマス由来樹脂を使用したソプラノリコーダーを平成26(2014)年10月より発売する。

今回発売される同製品は、東レと同社との共同開発による、ポリ乳酸系樹脂(※1)を採用。樹脂製でありながら、木製リコーダーのような芯のある、まろやか音色と音の鳴りやすさを実現している。

また、付属ケースは布製で有害物質を出さない植物由来の素材を使用。楽器本体、ケース共に環境に配慮した製品となっている。

同製品の使用により、ABS樹脂製に比べて約20%の二酸化炭素削減が実現できる。

学習指導要領(文部科学省)で小学校3年生からリコーダー(旋律楽器)を使って学習する事が記述されており、仮に全国の小学校1年生(100万人想定)が同製品を採用すると約230tの二酸化炭素の排出を抑えられる。


※1…デンプンを発酵させ乳化し、これを重合して作った植物由来の樹脂でバイオマス
    由来樹脂の一種。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:17| 企業の取り組み 【機関別】