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2014年07月18日

【環境】岩谷産業 尼崎に国内初の商用水素ステーション開設




岩谷産業は平成26(2014)年7月14日、平成27(2015)年に一般販売が予定されている燃料電池自動車(FCV)や燃料電池バスに水素を供給するため、兵庫県尼崎市で国内初の「商用水素ステーション」を開設した。

 ステーションは、550平方メートルの敷地に設け、1時間に6台を満充てんできる供給能力を備える設備を配置。充てん圧力は70メガヘクトパスカルで、満充てんに要する時間は1台当たり3分未満となっている。

 同社の液化水素製造拠点であるハイドロエッジからローリー車で輸送した液化水素を利用し、燃料電池自動車に供給する「オフサイト方式」を採用。ドイツ・リンデ社製水素圧縮機を使用している。

 同社は平成27(2015)年度までに東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に、20か所の商用水素ステーションを自社設置することを表明、段階的に建設を進めており、今回完成した「尼崎水素ステーション」が第一号となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:02| 企業の取り組み 【機関別】