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2014年07月17日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表



日本海事センターは、平成26(2014)年7月16日、日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(平成26(2014)年5月分速報値)を発表した。

これによると、5月の往航荷動き量は、前年比6.1%増の124.7万TEUで3ヶ月連続の増加となり、5月単月での過去最高を更新した。1〜5月累計では、同5.3%増の575.4万TEUとなった。

積地別で見ると、日本籍は、前年比4.2%増の5.1万TEUで4ヶ月連続の増加となった。「自動車部品」(前年比10.6%減)が13ヶ月連続の減少、「建築機械」(同2.0%減)が2ヶ月ぶりの減少となったが、「車両機器及び部品」(同9.2%増)が5ヶ月連続の増加、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同7.0%増)が2ヶ月ぶりの増加となった。

中国積は、前年比7.0%増の82.9万TEUで3ヶ月連続の増加となった。「家具及び家財道具」(前年比1.5%減)と「一般電気機器」(同4.6%減)は2ヶ月連続の減少となったが、「おもちゃ」(同3.6%増)が3ヶ月連続の増加、「床材、ブラインド等のプラスティック製品」(同37.4%増)が3ヶ月連続で30%を越える増加となった。

品目別にみると、「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(寄与度1.2%)、「テレビ・ビデオ等の映像・音響製品」(同0.5%)、「自動車部品」(同0.4%)などが増加に寄与した。

尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:32| 物流事業者