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2014年07月04日

【流通】DNP 4Kタブレット端末を利用した「オンライン校正支援システム」開発

第日本印刷(DNP)は、パナソニックの4K(※)タブレット端末「タフパッド4K」を利用して印刷物の校正作業をオンラインで行えるシステムを開発した。今後、テスト運用を通じてシステム検証を行い、クラウド型サービスとして2014年8月に販売を開始する。

DNPは、DTP(Desktop Publishing:卓上編集)ソフトで作成した印刷用データを、関係者がネットワークを介してパソコン上で校正できるシステムを提供している。しかし、パソコンのディスプレーは印刷物に比べて解像度が低いため、細かい文字や図版は拡大して確認する必要がある。また、印刷物と同等の色調がディスプレー上で再現できないため、別途、紙に試し刷りして色調を確認する必要があった。

今回、印刷物と同等の解像度を持つ4Kタブレット端末をDNPのオンライン校正支援システムに利用することで、細かい文字や図版、色調などの校正作業も印刷用データで簡単に行えるようにした。

※ 4K
フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ高精細画面

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:06| 流通