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2014年06月25日

【環境】凸版印刷 「HEMS活用によるCO2削減ポイント構築推進事業」でシステムを開発



凸版印刷は、富士通、三菱総合研究所の協力のもと、環境省「平成26年度HEMS(Home Energy Management System)活用によるCO2削減ポイント構築推進事業」に参画する。

 同事業では、HEMSなどから得られるエネルギーデータを活用したCO2削減行動の評価方法と、CO2削減ポイントなどのインセンティブを付与することによるCO2削減効果の実証を、平成26(2014)年9月より実施する。これにより、家庭に低炭素行動を促す新しい仕組みの普及を目指す。

 凸版印刷は、富士通と共同で開発した次世代レコメンドシステムをベースに、実測したエネルギーデータを集約・解析することで、家庭内のエネルギー消費実態からCO2削減行動を自動で評価するシステムを開発。本事業の実証に活用する。
CO2排出量やエネルギー消費量を低減させるためには、エネルギーマネジメントが重要だと考えられている。一方で、一般家庭におけるHEMSの普及率は0.2%以下(2013年)と伸び悩んでおり、この理由は、生活上の利便性向上がなければ、多くの一般生活者は関心を示さないためと言われている。この課題を克服し、HEMSを活用した低炭素なライフスタイルを実現するには、生活者へのインセンティブの付与など、HEMSを活用した新しい仕組みが必要と想定される。そのため、環境省は同事業での検討を踏まえ、家庭の低炭素行動を促す新しい仕組みの普及を目指している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:51| 企業の取り組み 【機関別】