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2014年06月20日

【流通】AOKI 衣服の温度を自動的に調節するクールビズ対応の機能性ジャケットを発売




 AOKI/AOKIカンパニーは、夏の激しい気温差に対応して吸熱・発熱を繰り返し、衣服の温度を自動的に調節する機能を持つ、「プレミアムクールジャケット」を、2014年6月21日より限定約100店舗にて発売する。
 同商品は、信州大学繊維学部との産学協同開発商品の第16弾となる。



 昨今、夏の暑さは一段と厳しさを増しており、猛暑日となることが多くなっている。しかし、マナーが重要なビジネスシーンにおいては、真夏の炎天下でも上着の着用が求められるケースも少なくない。
 炎天下では、衣服の表面温度は50℃から60℃近くまで上昇することもあり、暑さ対策が必須となる。

 今回発売する「プレミアムクールジャケット」は、信州大学繊維学部との産学協同研究により生まれた新商品。パラフィン系樹脂を収納したマイクロカプセルの温度調節技術により、温度上昇を抑え、快適な温度へと下げることで、体への負担を和らげる。

 同商品は、盛夏の着用シーンを想定し、“40℃”に反応するマイクロカプセルを繊維表面に付着させた。太陽光や外気温、体温の熱に反応し、衣服の温度が40℃に近づくとマイクロカプセル内のパラフィン系樹脂が溶解。“吸熱”をしながらゲル状から液体へと変化する。実験により、未加工の生地と比較して最大約1℃温度を下げる効果があることがわかった。

 さらに、細番手の強撚糸をメッシュ織にした生地にしたことで、一般的な夏用ジャケットと比較し、約3倍の高通気性を実現。また、軽量薄パッドや軽量芯地を用いたソフト仕様で、クールビズに最適な軽くて涼しいジャケットに仕立てた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:58| 流通