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2014年06月17日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年5月度輸送動向



平成26(2014)年6月12日、日本貨物鉄道は同年5月分の輸送動向を発表した。

これによると、5月度は大きな障害もなく安定した輸送状況を推移し、荷動きについては、景気回復や円安により国内生産が堅調で、消費税増税前の需要急増の反動が一部あるものの、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、全体で64千トン増の1,657千トン(前年比104.0%)となった。前年同月比で増加している品目順にみると、民間流通米の増送により農産品・青果物等が117千トン(同111.0%)、円安により国内供給が増加した紙・パルプが275千トン(同110.1%)、気温上昇に伴い出荷が好調となった清涼飲料水を含む食料工業品が266千トン(同110.0%)、
となった。一方、消費税増税に伴う販売減及び現地調達化の進展により自動車部品が59千トン(同85.6%)、災害廃棄物輸送の終了によりエコ関連物資が33千トン(同81.6%)と前年を下回った。

車扱貨物は、全体で2千トン減の624千トン(同99.7%)となった。品目別にみると、一部顧客が前年の工場の定期修理によりセメント・石灰石が107千トン(同181.3%)と大幅に増加したものの、需要の低迷により石油が391千トン(同88.3%)と減送となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:27| 物流事業者