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2014年05月28日

【環境】リコー 環境配慮型の配送ラベルシステムがコープ東北の大規模物流拠点に採用



リコーの環境配慮型の書き換え可能な配送ラベルシステム「リコーリライタブルレーザシステム」が、生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合(以下、コープ東北)の新たな大規模物流拠点で採用される。新拠点「コープ東北ドライ統合物流センター(仮称) 」は自動化による効率化と同時に環境負荷の削減に注力した物流拠点で、起工式が執り行われた。

コープ東北の各会員生協は、組合員から注文される食料品や生活用品を、週一回、定期的に物流センターからトラックで配送する「共同購入・個人宅配」事業を展開している。「リコーリライダブルレーザシステム」が3ライン導入され、東北6県の全エリアに向けた1日45,000個の通い箱配送に対応する。

「リコーリライダブルレーザシステム」は、従来の紙ラベルに代わって、通い箱の送付先や配送要件を通い箱に貼ったまま繰り返し書き換えられるメディアを活用。このメディアは物流に求められる屋外での厳しい条件下での使用課題を克服し、高い耐久性を備えている。また、レーザでメディアの記録層を直接加熱し書き換える技術を独自開発する事で、高速な書き換えを実現した。通い箱の使用年数とほぼ同じ期間( 10年間以上)にわたり、毎回貼替える紙ラベル並びにラベルの剥離紙など、廃棄するゴミがなくなるため、CO2排出量を93%以上削減する。さらに、ラベルの貼替えや使用後ラベルの廃棄作業も不要で、効率化と環境負荷削減を同時に実現する。

コープ東北の新センター規模でこのシステムを運用することにより、ラベルゴミ排出量年間約8トンの削減が見込まれ、これは製紙用植林木の伐採を年間約125本削減する効果に相当する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:06| 企業の取り組み 【機関別】