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2014年05月23日

【物流】経団連 「活力ある農業・地域づくり連携強化プラン」を発表



 平成26(2014)年5月14日、日本経済団体連合会は「活力ある農業・地域づくり連携強化プラン」を発表し、農業における現状として、流通・販売段階では品質・価値重視の取り組みを強化し、他の取り組みと一気通貫させることで、付加価値増大への価値の連鎖を生み出す必要があるとした。

 同プランの重点戦略には(1)生産(2)物流・加工(3)国産農畜物需要拡大の3分野を掲げ、それぞれに分科会を設置。物流・加工イノベーション分科会では、配送の効率化や物流技術・施設の高度化をコンセプトとした。具体例としては、物流コスト低減や輸出用物流の確立、農業界と経済界が各々保有する物流拠点の共有化等で物流の効率化を図るとした。また、高機能包装資材の開発やコールドチェーンの徹底化による廃棄ロスの削減、高品質保流通の確立も進めるとしている。

 分科会では、具体的な「提携プロジェクト」を作り、ある程度具体化できた段階で報告される。各分野の提携プロジェクトについては、全国各地に横展開ができるよう、県・地域段階における経済界と農業界の連携強化等を進めていくとした。

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投稿者:gotsuat 08:45| その他