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2014年05月22日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表



日本海事センターは、平成26(2014)年5月19日、日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(平成26(2014)年3月分速報値)を発表した。

これによると、3月の往航荷動き量は、前年比20.5%増の105.1万TEUで2ヶ月ぶりの増加となった。1〜3月累計では、3月が前年比大幅増となったことにより、2月までの前年同期比0.8%減から一転して、同4.8%増の332.2万TEUとなった。

積地別で見ると、日本籍は、前年比0.7%増の5.9万TEUで2ヶ月連続の増加となった。「自動車部品」(前年比6.5%減)が11ヶ月連続の減少、「建築機械」(同38.0%減)が2ヶ月ぶりの減少となったが、「車両機器及び部品」(同3.8%増)が4ヶ月連続の増加、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同6.8%増)が2ヶ月連続の増加となった。

最大の輸出国である中国積は、前年比25.9%増の63.6万TEUで2ヶ月ぶりの増加となった。「家具及び家財道具」(前年比16.7%増)、「繊維及びその製品」(同22.3%増)、「一般電気機器」(同20.7%増)、その他品目も前年比増加となった。

また、台湾積(4.8万TEU、同32.9%増)、韓国積(6.2万TEU、同9.7%増)など、バングラデシュ積(同14.1%減)、パキスタン積(同0.5%減)以外は前年比増加となった。

尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:51| 物流事業者