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2014年05月16日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年4月度輸送動向



平成26(2014)年5月14日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年4月分の輸送動向を発表した。これによると、3月31日に発生した低気圧の接近に伴う強風による運転規制が生じたため、高速貨3本、専貨1本が運休した。

荷動きについては、景気回復や円安により国内生産が堅調に推移したため、消費税増税前の需要急増の反動があるものの、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、全体では67千トン増の1,843千トン(前年比103.8%)となった。品目別では、消費税増税による販売減及び現地調達化の進展により、自動車部品が前年を9千トン下回り63千トン(同比78.7%)となった。また、円安により国内供給が増加した紙・パルプ、積合せ貨物等が順調な発送により、それぞれ29千トン増の289千トン(同111.3%)、10千トン増の207千トン(同比105.2%)と前年を上回った。

車扱貨物は、石油が消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった反動により、57千トン減の401千トン(同比87.5%)となり、車扱貨物全体では54千トン減の652千トン(同比92.3%)となった。

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投稿者:gotsuat 08:56| 物流事業者