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2014年04月18日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年3月度輸送動向

平成26(2014)年4月16日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年3月分の輸送動向を発表した。 これによると、3月14日に発生した伊予灘地震の他、強風・大雪により運転規制等が生じたため高速貨59本、専貨2本が運休した。 荷動きについては、消費税増税前の需要急増により国内の出荷が好調で、さらにトラックドライバー不足の影響もあり、前年を大きく上回った。 コンテナ貨物は、全体で240千トン増の2,153千トン(前年比112.5%)となった。品目別では、災害廃棄物輸送が終了したエコ関連物資は9千トン減の34千トン(同80.9%)となったが、その他の品目は全て前年比を上回った。中でも、消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった食料工業品は61千トン増の324千トン(同123.4%)、紙・パルプは57千トン増の325千トン(同121.2%)、家電・情報機器は8千トン増の50千トン(同120.2%)と前年比20%以上上回った。 車扱貨物は、全体で128千トン増の958千トン(同115.5%)となった。前年7月より、山口線の一部区間が線路不通のため減送となった。一方、コンテナ貨物と同様に消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった石油は117千トン増の677千トン(同120.9%)、セメント・石灰石は18千トン増の134千トン(同116.1%)と増送となった。

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投稿者:gotsuat 08:54| 物流事業者