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2014年04月11日

【環境】大阪ガス 関西で初めての天然ガススタンドと併設する水素ステーションを建設

 大阪ガスは、都市ガスを改質して水素を作るオンサイト方式の水素ステーション「北大阪水素ステーション(仮称)」を建設する。  北大阪水素ステーションは、既存の天然ガススタンドと併設し、水素発生装置には、昨年度同社が商品化を行った「HYSERVE-300」を導入する。  同ステーションは、製造した水素を燃料電池自動車へ充填するだけでなく、水素発生装置を持たない他の水素ステーション(ドーターステーション)等へも水素を出荷することが出来る水素ステーションで、既存の天然ガススタンドと併設する水素ステーションは、関西で初めてとなる。  大阪ガスは水素ステーション向けにコンパクトで高効率な水素発生装置HYSERVEシリーズを開発するとともに、実証事業として日本初の水素ステーション(大阪府大阪市此花区、平成13(2001)年度竣工)を運用し、以降も商業地域では日本初となる水素ステーション( 大阪府大阪市中央区、平成19( 2007)年度竣工)を建設・運用するなど、水素ステーションに関するノウハウを蓄積してきた。  平成23(2011)年1月13日には、自動車業界・石油業界・都市ガス業界・工業ガス業界の計13社(同社含む)が合同で「燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に関する共同声明」を発表しており、自動車メーカー各社が平成27(2015)年に予定している燃料電池自動車の一般ユーザー向け販売開始に合わせ、今回、商用ステーションを建設することになった。北大阪ステーションは平成27( 2015)年春頃の運用開始を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:52| 企業の取り組み 【機関別】