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2014年04月10日

【物流】平成25(2013)年度上期 内航輸送実績を発表



日本内航海運組合総連合会は、平成25(2013)年度上期の輸送実績概況を公表した。

これによると、平成25(2013)年度上期の内航輸送量の合計は、約2億200万トン/kl(前年同月比1.1%増)となり、貨物船の輸送量は約1億3,000万トン(同比4.8%増)と前年を上回った。

品目別に見てみると、鋼材が3.4%、機械・プラントが4.7%、紙・パルプが0.2%と前年同月比で減少した。自動車については、平成24(2012)年9月に終了したエコカー補助金の反動減により2.3%の減少となった。

一方、復興需要や民需の高まりにより、セメントが6.1%、砂・砂利・石材が10.2%、また、原発不稼動に伴う火力発電所向けの需要や鉄鋼等原料向けの需要により、石灰石、スラグの原料が13.1%、石炭、コークスの燃料が20.5%増加した。このほか、穀物・肥料・飼料は9.1%、雑貨は2.7%の増加となった。

油送船による輸送量は、約7,100万トン/kl(前年同月比5.0%減) となり、火力発電所向けが好調であったものの減少となった。黒油以外の他の燃料へのシフトや節電等の浸透などにより黒油が12.2%、また需要の低迷により白油が1.3%減少した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:54| 物流事業者