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2014年04月08日

【物流】トラック輸送情報(平成26年1月分)



 国土交通省は平成26(2014)年4月3日、同年1月度のトラック輸送情報を公表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の同月の輸送量は4,918,131トンで、前月から約1,198千トン減少(前月比80.4%)し、前年同月から約435千トン増加(前年同月比109.7%)した。また、宅配貨物(調査対象14社)の同月の取り扱い個数は約256,658千個で前月から約160,054千個減少(前月比61.6%)し、前年同月から約12,324千個増加(前年同月比105.0%)した。

 品目別増減状況(調査対象25社)をみると、全ての品目において輸送量が減少したと回答した事業者が多かった。関東から中国にかけての地域で減少が多く見られ、これの要因としては、工場・生産地からの貨物の減少が共通して見られた。前年同月比では「農水産品」以外の品目で、多くの事業者が輸送量が増加したと回答した。これらの要因として工場・生産地からの貨物の増加が挙げられた。地域別では関東地方での増加が見られ、「金属製品」と「食料工業品」では北陸信越地方での増加も見られた。

 一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者758社/調査対象事業者数1,042社)の輸送量は前月比 90.9%、前年同月比 105.8%であった。 地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿は前月比87.9%、前年同月比101.3%であった。品目別に見てみると、年末繁忙期の終了・年始休暇による稼働日数の減少から「日用品」、「食料工業品」、「金属製品」、「機械」の輸送量が減少したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:04| 行政関連