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2014年03月19日

【物流】国交省 第1回物流アドバイザリー会議 資料を公表



国土交通省は、平成26(2014)年3月3日に開催された第1回物流政策アドバイザリー会議の資料を公表した。

物流政策アドバイザリー会議は、高度で専門的な視点から、物流を取り巻く現状と課題を議論し、物流政策の企画立案に反映していくことを目的としており、当初は労働力不足問題と国際海上物流の改善の2点を中心に議論を行うとしている。

同会議では、トラックドライバーの労働力不足問題に関する現状・課題等について認識共有が行われた。労働不足問題は深刻化しており、有効求人倍率が高い傾向にあるが、輸送量等の伸びによりドライバー一人あたりの輸送量・走行距離が増加するなど、労働環境は厳しくなっている。自動車貨物輸送量の増加が予想されるなか、モーダルシフトが労働力不足問題対策の一つとして挙げられた。

アドバイザーからは、モーダルシフトの推進について、リードタイムの改善、トラック・鉄道・航空・船舶の各モード間の補完、全国的な条件整備、荷主・物流事業車・3PLへの働きかけ等の意見があった。また、同省は今後、モーダルシフトの推進のため、複数企業間での共同積載による次世代型モーダルシフトの取組みを重点的に支援するとしている。

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投稿者:gotsuat 08:53| 行政関連