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2014年03月04日

【物流】国交省 日豪 液体水素ばら積み船の安全基準で原則合意



国土交通省は、平成26年(2014年)2月25日に開催された日豪規制当局会議において液体水素ばら積み船の安全基準に関して原則合意したことを発表した。

これによると、今後、日本において水素の需要の拡大が見込まれていることから、豪州で液体水素を製造し、日本に大量輸送するプロジェクトが計画されている。

この液体水素のばら積み輸送は、世界初の試みであり、船舶の旗国であり荷受国である日本が安全基準を策定する必要があった。

そのため、国交省海事局では液体水素ばら積み船の安全基準に関する検討を行い、同会議にて直接協議を行い、今回原則合意に至った。

しかし、豪州側から液体水素の着火性の高さ等を考慮して、追加の船型要件(タンクの保護要件)を検討する必要があるとの指摘があったため、さらに日豪で検討し、来年度中の最終合意を目指す。

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投稿者:gotsuat 09:29| 行政関連