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2014年03月03日

【物流】東京都港湾局 「東京港総合渋滞対策」の策定を発表



平成26(2014)年2月25日、東京都港湾局は、東京港の交通混雑問題を解消する取組みをまとめた「東京港総合渋滞対策」の策定を発表した。

東京港における外貿コンテナ貨物取扱個数は、近年のアジア貨物の増加により、急激に伸びており、ふ頭周辺でコンテナ車両による交通混雑が発生している。この交通混雑は物流の効率化を妨げ、周辺環境への悪影響もあることから、都は「東京港総合渋滞対策」を策定し、交通混雑解消に向け新たな施策を実施する。

これまで港と港湾関係者が行ってきた東京港の交通混雑解消の取組により、東京港におけるコンテナ貨物取扱個数が過去3ヵ年継続して増加しているにもかかわらず、交通混雑は緩和している。都は、現在実施中の施策に加え「東京港総合渋滞対策」を実施し、さらに交通混雑解消の取組みを強化していくとしている。

東京港の抜本的な機能強化として、(1)中央防波堤外側Y1〜Y3コンテナターミナル整備(2)青梅・大井コンテナふ頭再編(3)大井ふ頭その1その2間埋立て(4)道路交通ネットワークの拡充を行い、東京港全体の機能を向上させる。

短期的かつ多角的な取組として、(1)早朝ゲートオープンの取組(2)車両待機場の整備(3)違法駐車対策(4)東京ポータルサイトによる情報提供(5)ターミナル処理能力向上及びコンテナ輸送効率化に向けた取組を進める。


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投稿者:gotsuat 09:34| 行政関連