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2014年02月21日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表



平成26(2014)年2月18日、日本海事センターは日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(往航のみ、平成25(2013)年12月分)を発表した。

これによると、12月の往航荷動き量は前年比10.5%増の110.7万TEUで、前年比7ヶ月連続で増加した。国・地域別でみると、マレーシア積、カンボジア積、バングラデシュ積を除くすべての国が前年比増加となり、日本積(5.0万TEU、前年比4.4%増)、中国積(71.8万TEU、同10.1%増)、韓国積(5.6万TEU、同18.1%増)、台湾積(4.6万TEU、同8.7%増)、ASEAN積(15.3万TEU、同13.0%増)、南アジア積(5.2万TEU、同14.0%増)となった。中でも日本積は、「車両機器及び部品」(前年比4.3%増)が同2ヶ月ぶりの増加、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同12.1%増)が4ヶ月連続の増加となったことなどにより、3ヶ月ぶりに増加となった。

品目別では、「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(寄与度1.4%)、「繊維及びその製品」(同0.7%)、「家具及び家財道具」(同0.5%)、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同0.5%)などの増加が影響した。四半期別では、前年同期比6.2%増の349.0万TEUで、2期連続の増加となった。

また、平成25(2013)年の年計でみると、前年比3.5%増の1384.8万TEUで、4年連続の増加となった。国・地域別でみると、日本積(63.0万TEU、前年比3.7%減)、中国積(902.5万TEU、同4.9%増)、韓国積(71.6万TEU、同0.2%増)、台湾積(54.2万TEU、同1.2%増)、ASEAN積(181.9万TEU、同5.1%増)、南アジア積(69.8万TEU、同2.5%増)となり、韓国積、ASEAN積、南アジア積については、過去最高を更新した。

尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボ ジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:41| 物流事業者