<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2014年02月18日

【アジア】IIJ シンガポールにデータセンターを開設しクラウドサービスを提供開始



 IIJは、シンガポール国内でクラウドサービス「IIJ GIO Singaporeサービス」を2014年3月3日より提供開始する。

 「IIJ GIO Singaporeサービス」は、IIJが日本国内で提供している「IIJ GIO(ジオ)サービス」で培ってきたクラウドサービスの運用ノウハウを最大限に活用し、日本と同様の高品質なサーバ環境を提供するサービス。顧客のシステム要件に応じて、安定したクラウド基盤上で、豊富なサーバラインナップと接続機能や運用監視サービスなどを組み合わせて柔軟なシステムを構成することができる。

 IIJでは同サービスの提供に先立って、シンガポール国内のパヤレバ地区にデータセンターを開設し、同時に、自社のバックボーンネットワークをシンガポールと香港に延伸した。日・英・米・アジアを大容量回線でつないだ高速バックボーンに直結したデータセンターでは、顧客個別のIT機器を預かるハウジングサービスとして「IIJデータセンターサービス」とインターネット接続回線を提供する。ハウジングのラックは同サービスとの接続が可能となっており、顧客は、データセンター内の自社サーバ設備とクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド環境を構築することも可能。

 また、IIJグループのシンガポール現地法人であるIIJ Global Solutions Singapore Pte.Ltd.と連携し、現地の事情に合わせたネットワーク構築やシステムインテグレーションの要望に、より迅速に応える体制を強化した。

 ASEAN地域経済の中心であるシンガポールは、多くのISPが集まる通信拠点であり、今回のバックボーン拡張によって日本から東南アジア地域への接続性が大幅に向上する。IIJグループでは今後、アジア各国のISPとの相互接続を進め、通信品質の高いインターネット接続環境とクラウドサービスの提供を通じて、アジアに拠点をもつ顧客のIT基盤の構築をサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:44| アジア