2014年02月07日
【物流】国交省 「日インドネシア物流政策対話」を開催
平成26(2014)年1月29日、国土交通省は「日インドネシア物流政策対話」を開催した。本対話は平成20(2008)年11月に開かれた第6回「日アセアン交通大臣会合」で実施が決定されたものである。
日本は、現在パイロット事業として実施中の高速RORO船事業化調査(ジャカルタ〜シンガポール間)の中間報告を行い、年度内に実施予定の実証運航に対するインドネシア政府の協力を求めた。また、通関手続きや参入規制、グリーン物流等インドネシアにおける物流ビジネス上の課題等を提起し、今後、意見・情報の交換を行うよう提案した。対してインドネシアは、上記調査の意義・重要性へ理解を示し、自国で初めて行う国際航路での高速RORO船の実証運航に全面的に協力するとした。また、日本でのグリーン物流施策に関心を示し、様々な課題等を両国間で議論したいとの意見があった。
また、インドネシアは、国内の物流関連法制度の概要、国内物流の現状、ナショナル・ロジスティック・システム(Sislognas)及び物流インフラ等の中長期的な整備計画について説明し、道路輸送から貨物鉄道輸送及び内航輸送へのシフトが重要であるとした。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 08:50| 行政関連
