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2014年01月28日

【物流】 国交省 ミャンマーにて海外港湾EDIシステム試行版の運用を開始



 国土交通省は平成26(2014)年1月23日より、ミャンマーで海外港湾EDIシステム(港湾物流に係る情報伝達の電子化、簡素化及び可視化)の試行版の運用を始めた。これには、ミャンマー港湾における入出港届提出等の代表的な行政手続を国際標準に基づいて電子的に処理する機能や、係留施設の割当計画の作成をスムーズにするための機能がある。

今回の運用は、国内港湾関連産業の海外展開を支援し、計画から運営等まで全段階での同産業の参画を通じて、効率的な国際物流ネットワークの構築や相手国産業の国際競争力強化を図る取組の一環として国交省が進めているものである。

これにより、同システム導入時に発生する課題をまとめ、電子情報処理に不慣れなミャンマー政府職員等の習熟を試みる。また、得た成果を生かして本格的なシステムを構築しミャンマーに進出する日本企業の物流コスト削減・競争力強化などを進めることで、ミャンマーの経済発展を促したいとしている。

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投稿者:gotsuat 09:41| 行政関連