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2014年01月27日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表



 平成26(2014)年1月21日、日本海事センターは日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(往航のみ、平成25(2013)年11月分)を発表した。

 これによると、11月の往航荷動き量は前年比0.2%増の112.7万TEUで、前年比6ヶ月連続で増加した。品目別では、「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(寄与度1.0%)、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同0.2%)などの増加が影響した。1〜11月の累計では前年同期比3.0%増の1,274.3万TEUとなった。

 国・地域別で見ると、前年比で増加したものの中には、中国積(74.9万TEU、3.6%増)や台湾積(4.2万TEU、6.3%増)などがあった。中国積は「一般電気機器」(4.0%増)が8ヶ月連続で増加するなどし、全体で7ヶ月連続の増加となった。台湾積も「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(54.3%増)が5ヶ月連続で20%以上増加するなどし、全体で4ヶ月連続の増加となった。一方、前年比で減少したものの中には、日本積(5.0万TEU、12.1%減)、韓国積(5.6万TEU、4.1%減)、ASEAN地域(14.8万TEU、2.4%減、調査対象の8か国中5カ国で減少)、南アジア地域(5.1万TEU、14.0%減、調査対象の4カ国すべてで減少)などがあった。中でも日本積は「自動車部品」(15.1%減)が7ヶ月連続で減少したことや、「建設機械」(55.4%減)が4ヶ月連続で30%以上減少したことなどが影響し、2ヶ月連続の減少となった。

 尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:42| 物流事業者