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2014年01月23日

【物流】国交省 国際コンテナ戦略港湾政策の目標を発表



国土交通省は、平成26(2014)年1月20日、国際コンテナ戦略港湾政策委員会による「最終とりまとめ」を発表し、国際コンテナ戦略港湾政策の目標を掲げた。

これによると、概ね5年以内の目標は、国際コンテナ戦略港湾に寄港する欧州基幹航路を週3便に増加、北米基幹航路のデイリー寄港の維持・拡大、またアフリカ、南米、中東、インドの航路の誘致を進める。また、概ね10年以内の目標は、グローバルに展開する立地企業のサプライチェーンマネジメントに資する多方面・多頻度の直航サービスを充実する、としている。

個別施策として、(1)国際コンテナ戦略港湾への「集貨」(2)国際コンテナ戦略港湾への産業集積による「創貨」(3)国際コンテナ戦略港湾の「競争力強化」の3点を挙げている。

施策内容の例は以下の通り。
(1)国際コンテナ戦略港湾への「集貨」
新たな集貨支援制度の創設により、内航・外航船社や荷主等の集荷を促進。

(2)国際コンテナ戦略港湾への産業集積による「創貨」
無利子貸付制度等の支援措置により、流通加工系企業等の戦略港湾背後への誘致を促進。

(3)国際コンテナ戦略港湾の「競争力強化」
港湾コストの低減、ゲート前渋滞の緩和により利便性を向上。

目標達成に向け、国、港湾管理者、港湾運営会社が同じ方向を向き、連携・協力して一丸となって戦略的に取り組んでいくことが必要としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:46| 行政関連