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2014年01月22日

【物流】全流協 デジタコデータ解析ソフトを開発



 平成26(2014)年1月10日、全国物流ネットワーク協会は、幹線運行車の交通安全指導の強化を目的として、デジタルタコグラフ(デジタコ)のデータを解析する独自のソフト開発を進めることを公表した。

 デジタコを使用すると、車両の発進・停止・右左折などの動きをデータ解析し、運転者の技量を点数化・グラフ表示することができる。しかし、同じ点数(数字)が続く場合の指導法や高得点者が起こした事故原因が判らないなど、情報多量により日常的な安全指導ができていない。

 そこで、運行安全委員会は@運転者の注意力が低下する頻度、A路上における他車との交差又は進路変更する機会の多さの2点をデータ解析する。運転行為を数値化し、交通事故リスクの高さと心身のケアに結び付けて運行管理に役立てるとしている。

 高速道路を利用する場合は、事故が深夜・早朝に集中しており、直進・等速で重大事故が発生している統計結果を考慮し、漫然運転やブレーキ使用の頻度等の運転行為を数値化することで安全運行管理につなげる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:54| 物流事業者