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2014年01月22日

【環境】三菱重工  高い省エネ性と施工性を有したビル用マルチエアコン更新モデルを新開発


 三菱重工業は、同社ビル用マルチエアコンの更新専用モデルを新開発、3月より受注を開始する。同モデルは、既設の冷媒配管が流用可能であり、加えて高効率化も実現、高い省工事性と省エネ性の2つを有した新時代に相応しいユニットとして幅広いニーズに応える。

 高効率化の為、集中巻きモーターを採用した圧縮機を搭載。モーター巻線部での損失低減により大きな省エネ効果を獲得、また圧縮機のスクロール構造にマルチポート機構を採用する事で圧縮機内圧力バランスを最適化し高効率化を実現している。

 施工性においては、室外ユニットから最遠室内にユニットまでの冷媒配管長制限を実長160m(相当長185m)とした他、配管総長510mを実現。室内、室外ユニット間の高低差制限は50m、室内ユニット間の高低差制限も18mとし、高層化している都市部ビルでの更新にも十分対応可能な仕様となっており、保守性においても、電装品箱に観音扉構造を採用、基盤へのアクセスを容易にしており、設置後のサービス性も向上している。



※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:54| 企業の取り組み 【機関別】