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2014年01月21日

【環境】クボタ 第3次排出ガス規制対応の農業機械のラインナップを拡充




クボタは、世界の環境規制対応により培われた技術力をもとに、平成26(2014)年4月から日本国内で開始する第3次排出ガス規制(すすなどの浮遊粒子状物質の排出量を現行規制の1/10以下にしなければならない等の規制)に早期に対応し、環境に配慮した農業機械のラインナップを拡充する。

全世界での地球環境の保全意識強化に伴い、エンジンの排出ガス規制が各国にて年々強くなっている。日本国内でも、農業機械や建設機械等が該当する「ディーゼル特殊自動車」に対する「第3次排出ガス規制」が、平成25(2013)年11月にエンジン出力75〜130キロワットクラスで開始。更に平成26(2014)年4月からは56〜75キロワットクラスでも規制開始となる。

同社はこの規制に対し、早急に対応するため、世界の環境規制対応で培った高い技術力により、「第3次排出ガス規制」に適合した最新のディーゼルエンジン搭載の地球環境に配慮した農業機械(普通型コンバイン・自脱形コンバイン・トラクタ)を開発した。

各機械には、3.8リットルのディーゼルエンジンを搭載。燃料噴射をコンピューターで細かく制御する「コモンレールシステム」や排気ガスの一部を吸気に戻し、新しくエンジンに取り込まれる空気と混ぜる事で、燃焼温度を下げて窒素の酸化反応を抑制させ、窒素酸化物の排出を低減する「EGRシステム」、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を補集する「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)」などを採用し、規制クリアと出力向上、低騒音化を実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:31| 企業の取り組み 【機関別】