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2014年01月09日

【物流】トラック輸送情報 平成25(2013)年10月度



 平成26(2014)年1月8日、国土交通省は平成25(2013)年10月度のトラック輸送情報を公表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、前月比約583千トン増、前年同月比約279千トン増の5,776,999トン(前月比111,2 %、前年同月比105.1%)であった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は、前月比約10,099千個増、前年同月比約2,170千個増の約284,217千個 (前月比103.7 %、前年同月比100.8 %)であった。

 調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況を見てみると、前月比では、多くの事業者が工場・生産地からの貨物増により全品目の輸送量が増加したと回答した。また、倉庫からの貨物増が「機械」、「食料工業品」で、季節的需要増が「日用品」であった。地域については、多くの事業者が関東地方から中国の範囲で増加したと回答した。前年同月比では、多くの事業者が「金属製品」、「日用品」で輸送量が増加したと回答した。「金属製品」は主に工場・生産地からの貨物増により増加し、その主な地域は「関東」、「北陸信越」、「大阪」であった。

 一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者774社、調査対象事業者数1,042社)の輸送量は、前月比109.0%、前年同月比102.9%であった。地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿は前月比103.4%、前年同月比99.7%であった。品目別では、「紙・パルプ」や「化学薬品」の輸送量が増加した事業者があった。一方、夏季繁忙期の終了により飲料等の「食料工業品」の輸送量が減少した事業者があった。今後の輸送は減少傾向となる見通し。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:11| 行政関連