<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年12月18日

【知識】ソーラーフロンティア 独社などとメガソーラー向けEPC業務で戦略的提携



 太陽光発電EPC(設計・調達・建設)世界最大手であるベレクトリック、ソーラーフロンティア、昭石エンジニアリングの3社は、日本でのEPC業務などを中心にした戦略的提携に関する契約を締結した。三社は、今後国内のメガソーラー案件に向けてサービスを開始する。

 今回の提携では、CISを含むメガソーラー設置の豊富なノウハウを有するべレクトリック社の日本法人、日本市場の知見や関連業者の強力なネットワークを持つ昭石エンジニアリング、さらにソーラーフロンティアが協力体制を組むことで、実発電量に優れたCIS薄膜太陽電池モジュールの強みを最大限に活かし、迅速に経済性が高いメガソーラーの建設が可能になる。ソーラーフロンティアとべレクトリックは、2010年からの欧州における販売提携や2012年の合弁会社PV CIStemsなどが基礎となり、今回の日本での提携となった。

 3社は2013年3月に売電を開始した国富メガソーラー(宮崎県国富町木脇)で、すでに共同で事業を行ってきた。今回の提携契約の締結により、今後の案件ではさらに迅速な協力体制の構築が可能になる。締結後の第一号案件としては、SFソーラーパワー社による片倉工業株式会社の旧末吉工場跡地(鹿児島県曽於市)のメガソーラー案件になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:43| 知識