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2013年12月06日

【環境】三菱重工供給の新興国向けETCがインドで本格稼動



三菱重工業がインドに供給した新興国向けノンストップ自動料金収受システム(ETC)が、グジャラート(Gujarat)州の高速道路で本格的な稼動を開始した。

車輌のフロントガラスに貼付したステッカータイプのRFID※タグを、料金所に設置したRFIDリーダーが検知して課金するシンプルなシステムで、同国の渋滞解消と環境保全に貢献する。

同社が供給したのは、RFID方式ETCを構成する主要機器であるリーダー30式等で、現地の料金収受システムインテグレーターであるKENT社から受注したもので、インド全国統一の規格に準拠しており、販売されるRFIDタグと通信する事でETCとして機能する。
インドでは経済発展に伴いモータリゼーションが進んでいるが、道路インフラはいまだ十分整備されておらず、そのためインド国道庁は全国の道路整備を急いでおり、今回の高速道路へのRFID方式ETC導入もその一環である。

※RFID・・・(電波個体識別、Radio Frequency Identification)タグ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:48| 企業の取り組み 【機関別】