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2013年11月26日

【物流】平成25(2013)年9月分 輸送動向調査結果を公表



日本内航海運組合総連合会は、平成25(2013)年9月分の内航海運の輸送動向調査結果を公表した。同調査は、内航海運の実態を把握することを目的に、内航海運の貨物船・油送船の主要元請オペレータ60社の輸送量(内航海運輸送全体の80%以上を占める)について、毎月末調査を行っているものである。

 これによると、同年9月(実績値)における貨物船の輸送量は18,247千トンとなり、前年同月比105%で前年を上回った。輸送主要品目別の前年同月比は、鉄鋼が96%、原料(石灰石等)が108%、雑貨が101%、自動車が110%、セメントが104%となった。復興需要や民需などの高まりから、原料(石灰石等)及びセメントの輸送量は前年同月比で増加しており、燃料(石炭等)についても火力発電所向けの需要の高まりにより増加している。2013年夏以降の輸送量は鉄鋼を除いて全般的に回復傾向にある。

 また、同年9月(実績値)における油送船の輸送量は、9,952千klとなり、前年同月比92%で前年を下回った。輸送品目別の前年同月比は、黒油が79%、白油が99%、ケミカルが91%、特タン船が99%となった。2012年10月以降は、前年同月比を下回る結果が見受け
られる。

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投稿者:gotsuat 08:55| 物流事業者