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2013年11月12日

【物流】JR貨物 平成25 年度中間決算概要 公表

平成25年11月8日、日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成25 年度中間決算の概要を公表した。

鉄道事業における営業収益は8 億円減の628 億円(対前中間期98.7%)となった。営業費用は動力費が増加したものの、人件費、業務費等の減少により24 億円減少し、営業損失は15 億円減の28 億円となった。

コンテナ輸送は、積合せ貨物の専用列車の運行開始、震災からの生産拠点の復旧による紙・パルプの増、災害廃棄物輸送の増などにより輸送量が増加した。国内需要の減少による自動車部品の減送、家電・情報機器の減送などがあったものの、全体では17 万トン増の1,018 万トン(対前年101.7%)となった。車扱輸送については、セメント・石灰石の増などにより6 万トン増の404万トン(同101.6%)となり、輸送量合計では23 万トン増の1,423 万トン(同101.7%)となった。

関連事業においては、分譲マンション建設にかかる土地売却収入の減少、賃料改定による建物貸付料の減少などにより、営業収益は前年に比べ12 億円減の80億円(同86.2%)、営業利益は12 億円減の46 億円(同78.2%)となった。
全事業営業利益は3 億円増の17 億円(同124.9%)となり、これに営業外損益を加減し、経常利益は2 億円(5 億円改善)、さらに特別損益、法人税等を加減した中間純利益は0.7 億円(6 億円改善)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:10| 物流事業者