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2013年11月08日

【知識】三菱重工 宮地エンジニアリンググループと橋梁事業の提携に向け協議開始





 三菱重工業及び三菱重工グループ会社の三菱重工鉄構エンジニアリングは、宮地エンジニアリンググループとその子会社である宮地エンジニアリングとの間で橋梁事業の業務提携に向けた協議を開始することとし、2013年11月7日、4社の間で基本合意書を締結致した。

 我が国の社会インフラ市場は、現在足許では東日本大震災の被災地域における復旧・復興事業が本格化しつつあり、また高速道路等のミッシングリンク(未整備区間)の解消、2020年の東京オリンピック開催に向けた各種整備、日々増大する老朽インフラへの早急な対応が求められる状況にある。

 近年低水準で推移してきた橋梁市場もこのような状況のもと、今後漸次回復基調を辿るものと思われる。三菱重工及び三菱重工鉄構エンジニアリングと宮地及び宮地エンジニアリングは、従来より共同企業体での鋼橋の施工等を通じ、長年にわたり信頼、協力関係を築いてきたが、今後の橋梁事業の持続的成長発展のためには、更なる技術力の集積・向上、経営の合理化・効率化による収益力強化が必要との考えで一致し、業務提携として技術提携や将来的な資本提携の可能性を含めて検討していくことした。 4社は、鋼橋部門でこれまで築き上げてきた実績をもとに、得意分野の補完性を活かし、技術力、営業力、コスト競争力でシナジーを発揮し、新設橋梁のみならず大規模修繕・大規模更新が期待される保全事業などの橋梁事業全般において、更なる事業発展を図る方策を共同で検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:27| 知識