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2013年11月07日

【物流】国交省 横浜港『コンテナ搬出入予約制』プレ実証実験結果



平成25(2013)年11月5日、国土交通省は横浜港における『コンテナ搬出入予約制』のプレ実証実験結果を取りまとめた。

プレ実証実験の結果概要
予約を入れた車両の台数は、実験の経過とともに増加し、最終的には203社、10,210台 (1日あたり平均928台)であった。予約件数は、午前一番目の予約枠(8:30〜10:30)と午後一番目の予約枠(13:00〜15:00)が多かった。
予約枠どおりに到着した車両の割合は69%、予約枠前後30分以内のズレで到着した車両の割合は8%であった。(予約枠前後30分以内に77%の車両が到着していた。)
現状把握調査時の車両の待ち時間は平均36分であったが、暫定システムを利用した予約制実施時の予約車の待ち時間は平均25分に短縮された。


同省は、ITを活用した効率的な国際海上コンテナの搬出入の実現を目指し、平成25年7月4日〜7月31日にプレ実証実験を実施。今回のプレ実証実験によって得られた基礎データを基に、今後、陸運事業者、海貨事業者、ターミナル事業者等関係者と調整を図りながら予約制の制度設計の検討を進め、今年度末を目途に同実証実験の実施を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:39| 行政関連