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2013年10月30日

【物流】国土交通政策研究所 「支援物資供給の手引き」を発表



 国土交通政策研究所は平成25(2013)年10月21日、災害時における地方自治体の支援物資輸送の円滑化を目的とした「支援物資のロジスティクスに関する調査研究」と、災害事前対策と発災時の対応において活用できる「支援物資供給の手引き」をとりまとめた。

 初めて国が支援物資の調達・輸送を行った東日本大震災では、地方公共団体職員の物流ノウハウ不足等の影響で避難所への支援物資輸送に困難が生じた。これを踏まえて、今後起こり得る大規模災害時では被災者が必要としている物資を適時適切に届けられる体制を構築することが喫緊の課題であるとした。

そこで同研究所は、過去の災害における支援物資の課題を整理した上で地方公共団体の取り組み状況をアンケート調査等で把握、情報収集した。その結果を元に、災害時に地方公共団体が事前準備等の対応の参考とする「支援物資供給の手引き」を作成。手引きは全体概要編、事前準備編、支援物資業務編の3つで構成されており、内容を具体化したツールも作成した。

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投稿者:gotsuat 10:06| 行政関連