<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年10月17日

【物流】平成25(2013)年8月分 輸送動向調査結果を公表




日本内航海運組合総連合会が、平成25(2014)年8月分の内航海運の輸送動向調査結果を公表した。同調査は、低迷が続く内航海運の実態を把握することを目的に、内航海運の貨物船・油送船の元請オペレーター上位60社の輸送量(内航海運輸送全体の80%以上を占める)について、毎月末調査を行っているものである。

 これによると、同年8月(実績値)における貨物船の輸送量は17,914千トンとなり、前年同月比106%で前年を上回った。輸送主要品目別の前年同月比は、鉄鋼が97%、原料(石灰石等)が117%、雑貨が102%、自動車が99%、セメントが114%となった。復興需要や民需などの高まりから、原料(石灰石等)及びセメントの輸送量は前年同月比で増加しており、燃料(石炭等)についても火力発電所向けの需要増により増加している。

 また、同年8月(実績値)における油送船の輸送量は、11,230千klとなり、前年同月比98%で前年を下回った。輸送品目別の前年同月比は、黒油が92%、白油が102%、ケミカルが95%、特タン船が103%となった。2012年10月以降は、前年同月比を下回る結果が見受けられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:28| 物流事業者