2013年10月17日
【環境】東芝 石巻市での地域エネルギー管理システム導入を開始
東芝は、東北電力と共同で経済産業省の「2013年度スマートコミュニティ導入促進事業費補助金」で交付事業に採択を受けた。今後、宮城県石巻市においてスマートコミュニティー（環境配慮型地域）の構築に向け、地域エネルギー管理システムを導入する。
これまで、両社と石巻市は、平成23（2011）年3月に発生した東日本大震災で、被災した同市の震災復興基本計画の重点プロジェクトの一つである「スマートコミュニティ推進事業」の検討を官民連携で進めてきた。このプロジェクトは、同市において、再生可能エネルギーを活用した「低炭素なエコタウン」と、災害時に「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」の実現を目指すものであり、モデル地区において需給バランスの調整を図る「地域エネルギー管理システム」の構築を計画している。
東芝は、計画全体を管理するとともに、需要家側のエネルギー情報を集めて需要を調整するシステム、東北電力は、太陽光発電が大量に導入される地区で出力変動を抑制して電力系統を安定化するシステムを導入して運用する。この両社のシステムを連携させ、地域エネルギー管理システムを共同運営しモデル地区の需給バランスを調整する。石巻市は、関連復興事業との連携や再生可能エネルギーの普及促進、市民への啓蒙活動等を行う。
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投稿者：gotsuat 09:28| 企業の取り組み 【機関別】
